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Semper Eadem (センパー・エアディム) は1886年に設立されました。その設立に関しては、ウィリアム・ウィルキンズ・ヴィンセント (1843–1916) が同年にレスターに居を移し、そこで当時勢いのあった帽子製造業を始めたのがきっかけだという説が有力です。ヴィンセントはその後、1902年と1910年の2回、レスターシャー郡の市長にも選出されています。その功績が認められた結果、1912年1月1日にジョージ5世より騎士の称号を叙勲され、彼は以後ウィリアムヴィンセント卿と呼ばれるようになりました。彼の会社はその後長く発展し続けましたが、2018年にその役割を終えます。しかし当社は、彼の会社のモットーと「伝統的な価値観と義務を守り、ブランドを維持、発展させていく」という考え方を維持することが重要であると考え、「Semper Eadem」の復活を決めました。
「Semper Eadem」は、エリザベス1世の座右の銘として知られています。このモットーの意味は、「常に変わらず」であり、安定性、高潔性、静寂性を表します。 つまり、「どれだけ時代が変わっても、良いときも悪いときも私は変わらない。裕福か貧乏か、身分の貴賤、人の評判や好みといった違いは、私に対して一切影響を与えない」という考えです。エリザベス1世は、この座右の銘を掲げて国に貢献し続けたことから、今でも英国の人々に広く愛されています。
Semper Eademの価格は、素材のコストとそれを作り上げる職人の給料で構成されています。世界中のハンドクラフト製品と最新技術を掛け合わせるSmart Luxury (スマートラグジュアリー)を活用し、高品質のメリノウールや、ビキューナ、スパイダーシルク、マッシュルームレザー、サボテンレザー、ロータスシルク、竹やユーカリなど、非常に希少かつ環境に優しい素材を使用したユニークな生地を、職人の伝統技術と現代の最新技術で作り上げます。当社では、新しいファブリックと伝統技術・最新技術の活用を常に追い求めています。
当社の定番製品は年間を通じて入手可能で、好評かつ実績のあるアイテムで構成されています。「Atelier (アトリエ)」は、カスタムメイドで注文が可能なシリーズで、「Büro | Miracle Lab (ビュロ | ミラクルラボ)」は、ファッションデザイナー、家庭向け製品、その他の製品との実験的なコラボを行っています。
当社のフェルトハットの多くは、150年以上前の製法と機械で伝統的な手法を用いて手作業で作られています。それにより、お客様は最高の品質と独自性を実感していただけます。
当社はサステイナビリティにも気を配っています。衣服製造に動物を殺傷しない方法を採用しており、環境に配慮しています。 当社の帽子は、厳しい環境基準やその他の基準に従い、ヨーロッパで製造を行っています。